CBDを吸いすぎるとどうなる?喉が痛くなる原因と対処法

執筆者:Tahara Sayumi(医師・研究者
経歴:医学部医学科卒業後、大学病院にて勤務。病理専門医資格を有する。
現在は米国The Ohio State University Comprehensive Cancer CenterにてPostdoctoral Researcherとして研究留学中。自身もCBDやCBN等、カンナビノイドの活用性に可能性を感じており、臨床応用が進む米国現地における最新の研究成果や論文をベースとした、研究者視点での執筆を得意とする。

ベイピングによる咽頭痛などの副作用はあるのでしょうか?
もしあるのであれば、どのような場合に注意すれば良いのでしょうか?
副作用が起こった時の対処法は?
今回はこれらの疑問について考えていきます。

目次

CBDを吸いすぎるとどうなる?

CBDの吸いすぎによる副作用はあるのでしょうか?

答えは「あります」

まず、重篤な疾患として喘息・閉塞性細気管支炎・EVALIなどが挙げられます。しかしこれらはベイピング自体によって惹起されている可能性があり、”CBDの吸いすぎ”に必ずしも原因があるとは言えません。いずれにしても、全て命を脅かし得る恐ろしい疾患です。詳しくは“ベイプと肺の関係”コラムで詳細に検討してありますのでご参照ください。

今回は、上記で挙げた重篤な疾患とは別の副作用について考えていきます。具体的には、咳・口腔内乾燥・息切れ・口腔内及び喉のイガイガ感・頭痛・悪心・目の痒みなどが挙げられます。特にCBDの吸いすぎによるイガイガ感に焦点を当てて、原因及び対処方法等をまとめていきたいと思います

CBDの吸いすぎで口腔内乾燥(ドライマウス)になる原因

口腔内の湿潤環境を保ってくれているのは唾液(つば)です。
そして唾液を産生しているのは唾液腺です。唾液腺は耳下腺・顎下腺・舌下腺を含む大唾液腺と、口腔や喉の粘膜の一部に存在する小唾液腺から成ります。各唾液腺から種々の唾液が分泌され、口腔内を守ってくれているのです。

唾液腺の中で最も大きいのは顎下腺ですが、その中にカンナビノイド受容体であるCB1及びCB2の発現が報告されています。
2022年に発表された論文では、CB1受容体を活性化すると顎下腺における唾液の分泌量が減ることが報告されています。CBDの吸入によってCB1受容体が活性化され、その結果口腔内乾燥に繋がっている可能性が考えられます。

結果として喉が痛くなる原因

「喉が痛い」という現象は、炎症によって感じるものです。ではなぜ、どのように炎症は引き起こされるのでしょうか?
上記で述べた口腔内乾燥状態では、咽頭粘膜が傷つきやすくなっています。肌も乾燥していると切れやすくなりますよね?口腔内も同じです。我々の体を守るにあたり、乾燥は大敵なのです。よって、乾燥した粘膜はちょっとした引き金によってすぐに炎症を起こす可能性があります。
炎症の原因としては、1)普段と同様、ウイルス感染などによる風邪、2)ベイプリキッドに含まれる物質による直接的な刺激、3)アレルギーなどが考えられます。これらの炎症によって、喉のイガイガが引き起こされるのです。

風邪による炎症

咽頭粘膜乾燥状態では、純粋に風邪にかかりやすい(ウイルスなどに感染しやすい)と考えられます。CBDによる乾燥に加え、ストレスなどで免疫力が低下している場合などは特に要注意です。

ベイプリキッドに含まれる物質による直接的な刺激による炎症

ベイプリキッドの主な成分はプロピレングリコール(PG)・植物性グリセリン・香料です。PGや植物グリセリンは、食品添加物として使用されていることも多いため、少量食べる分には比較的安全性の確立されたものと捉えられます(過剰摂取は体に毒である可能性があります)。ベイピングの問題は、これら経口的には保証されている物質が、気道から肺に入ってくることです。経口と経気道では、体内における通路が全く異なるため、経口摂取可能な物質を経気道で摂取するのは体にとって新たなチャレンジです。ベイピングによって引き起こされる炎症反応に関しては様々な論文が発表されていますが、未だ説明しきれない機序も多く残されているのが事実です。しかしながら、経口的には安全性が確立されている物質でも、経気道的に摂取すると炎症が惹起されることは証明されています。

アレルギーによる炎症

ベイプリキッドに含まれる何らかの物質に対するアレルギー反応である可能性もあります。実はアレルギーも一種の炎症なのです。体が刺激物を“異物“と認識し、排除するために炎症を引き起こしているのです。

喉が痛くなったときの対処法

先ほど「喉のイガイガ」が出てきましたが、風邪の際にも同様の症状が出ますよね?実はこれも、喉の炎症です。風邪の場合は原因がウイルスや細菌による感染から始まり、体が病原体を排除しようと炎症が起こった結果、症状として現れるのです。ベイピングの際は、病原体の代わりにリキッド成分が炎症反応を引き起こす原因になっています。風邪の際の対処法と同じく、こまめな水分補給による喉の保湿によって咽頭粘膜を守りましょう。

また喉のイガイガ感は、ベイプリキッドに含まれる何らかの物質に対するアレルギー反応である可能性も考えられます。その場合は、原因物質の追求・商品の変更を検討し、最終的にはベイピングを中止することも考慮しましょう。また、症状が出ても時間をおけば改善することが多いですが、万が一続くことがあれば医療機関を受診してください。

吸うタイプのCBDを安全に利用するときの注意点

ベイプリキッドの成分は必ず確認する

ベイプを購入の際は、リキッド内の成分をチェックするようにしましょう。リキッド内に含まれる成分の中で重篤な炎症反応と関わりが報告されているものとして、例えばVitamin Eが挙げられます。Vitamin Eと聞くと、「ナッツ類に多く含まれているVitaminで健康に良いのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、健康に有益に働くのは経口摂取した際の話で、肺へ直接吸入されると事情が異なってきます。また、タバコの含有物質として有名なニコチンも、炎症を引き起こす原因です。
日本で販売されるベイプリキッドは基本的にニコチンフリーですが、輸入製品についてはニコチン及びVitamin Eが含有されている可能性があります。個人輸入の際は十分注意しましょう

吸いすぎには注意

どんなに高品質の保証されたリキッドを使用していても、単純に吸いすぎは喉への過剰な刺激となり、痛みを引き起こします。使用方法・頻度を守り、必要であれば医師と相談しましょう。

併用薬がある場合は気を付ける

基礎疾患や内服薬がある場合は注意をしなければなりません。2022年に発表された総説論文では、内服薬の有無を含め、全ての患者にCBDを経口摂取させた後の副作用についてまとめてあります。CBD摂取によって引き起こされる副作用としては軽度〜中等度の腹部症状・傾眠傾向・食欲減退・肝機能障害が報告されており、出現頻度は全患者の10-60%です。そして“重篤な副作用”を重度の肝機能障害(ALT/ASTが基準値の3倍以上)や肝炎として定義すると、これらを起こした患者は全て抗てんかん薬の内服歴有のグループでした。

CBDは比較的安全に使用できると結論づけられていますが、既往歴及び内服薬(特に抗てんかん薬)がある場合は副作用の重篤化を念頭におき、医師に相談することをお勧めします。

まとめ:安全なCBDベイプならMUZEがおすすめ!

ベイプは、販売されているベイプリキッドを蒸気化することで、直接体内へ吸い込む仕組みになっています。ベイピングによって引き起こされる生体反応や疾患について、まだまだ原因や機序がはっきりと解明しきれていないのは事実であるため、商品購入の際は高品質及び透明性の高いものを選ぶことを強く推奨します。
ベイプ「MUZE」は、株式会社UniSophyによって独自に開発された商品です。UniSophyはリクルートやIBM出身者、美容外科医によって2022年に立ち上げられ、科学的根拠に基づく、かつ革新的な商品開発を目指しています。カンナビノイド原料にはスイス産オーガニックのものを使用しており、残留金属・残留農薬・残留溶媒などがないことが確認されています。また使用する香料(すべて国産)・プロピレングリコール・ベジタブルグリセリンに関しても、厚生労働省の定める食品添加物のポジティブリストに則って使用しております。

ベイプは直接私たちの体内へ取り込まれるものです。購入する際は、MUZEのように信頼性の高い、高品質保証のされた製品を選びましょう。

CBDとメディカルを融合させたセルフリカバリーアイテム 「MUZE」

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