二日酔いにCBDは有効?アルコール併用との効果や副作用まで徹底解説

CBD 睡眠 アイキャッチ

執筆者:桐田 泰江(麻酔科医・産業医
経歴:浜松医科大学医学部医学科卒業。オーストラリア シドニー大学医学部Pain management修士課程卒業後、神戸市内の医療機関にて麻酔科医として勤務。現在は産業医として勤務。日本医師会認定産業医や日本麻酔科学会認定医、アロマセラピー学会認定医の資格を有する。痛みの専門家として多くの「企業人」を診察した経験から生活者視点での執筆を得意とする。

目次

二日酔いとは

二日酔い

お酒を飲むとなぜ二日酔いになるの?

お酒を飲みすぎた翌日に起こる、吐き気や胸やけ、頭痛などの不快な症状を「二日酔い」と呼びます。アルコールは主に肝臓で代謝されます。肝臓で酵素などの働きで、アセトアルデヒドという物質に分解され、さらにアセテート(酢酸)に分解されます。アセテート(酢酸)は血液にのって全身を回りながら、筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解され、吐く息や汗、尿としてからだの外に排出されます。二日酔いは、お酒の飲みすぎにより分解されてできた「アセトアルデヒド」という物質が、肝臓で十分に処理されないことで起こります。

二日酔いの症状

二日酔いの症状は人により異なり様々です。ここでは二日酔いの症状について解説します。アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドという物質は、タバコの煙などにも含まれる有害物質で、以下のような様々な症状を引き起こします。

  • 吐き気
  • 胃痛
  • 動悸
  • 倦怠感、疲労感
  • 睡眠障害
  • 感覚の障害(光や音への過敏、めまい、震戦など)
  • 認知の障害
  • 気分障害(うつ気分、不安感、焦燥感など)
  • 自律神経症状など

また、アルコールの刺激で胃が荒れて胃腸の機能が低下(胃もたれ)することも知られています。アルコール自体に利尿作用があり、脱水症状も引き起こします。

二日酔いになりやすい人・なりにくい人の特徴

ここでは、二日酔いになりやすい体質・生活習慣・体質について解説します。

二日酔いの一番の原因は「飲みすぎ」です。お酒は「適量」を守って飲むことが大切です。

同じ量のお酒を飲んでも、酔う人もいれば酔わない人もいるのが分かるように、適量は個人の体質によって大いに異なります。肝臓が一度に処理できるアルコールの量には限界があり、お酒に強いかどうかは、肝臓の「アルコールを代謝する能力」の差すなわち、アセトアルデヒド脱水酵素(ACDH)の発現量の差によって決まります。これには遺伝や体質、体内の水分量や体重、体格の差、男女の違い、年齢、人種など、さまざまな要因が関係しています。人種によっても異なり、先天的に決まっている部分が大きいと言えます。自分がお酒に強いか、弱いかを簡単に確かめられる「エタノール・パッチテスト」という方法があります。市販の消毒用エタノールをガーゼに浸み込ませ、テープで皮膚のやわらかいところに貼り、時間の経過ごとに皮膚が赤くなるかどうかを見ます。自分の許容範囲を知りたい方へは、目安のひとつになるでしょう。

睡眠不足で疲れていたり、体調がよくないときも、アルコールの分解能力が弱くなり、二日酔いになりやすくなることがあるので注意しましょう。

また「イッキ飲み」など急に多量のお酒を飲む習慣は危険です。急激に血液中のアルコール濃度が上昇します。異なるお酒を次々と飲む「チャンポン」は、飲んだ量がわからなくなり、飲みすぎにつながることがあります。また、夜遅くまで飲み続けるのも、アルコールの分解に朝まで時間がかかってしまうので二日酔いになりやすい習慣とも言えます。

空腹時にお酒を飲むと、胃粘膜がアルコールに刺激されて荒れやすくなります。空腹時にアルコールが急速に吸収されることもリスクの一つです。つまみや料理などを一緒に食べながら飲めば、胃粘膜保護によりそのリスクを抑えられます。食べることでお酒を飲むスピードがゆっくりになり、アルコールの吸収も緩やかになります。

ウイスキーや焼酎などの強いお酒をそのまま飲むこともリスクです。

水分摂取をせずお酒しか飲まない方はお酒で体の水分が失われて脱水になるとより二日酔いの症状が出やすくなります。

また、二日酔いになってしまいやすい性格についても報告があります。ストレスをため込んでしまいやすい性格の人は知らず知らずのうちにお酒を飲みすぎてしまい、二日酔いになりやすいと言われています。

二日酔いになったときはどうしたらいい?

二日酔いになった際にどんな成分を摂るべきか、どんな対応をすべきかを状況に応じて解説します。

胃のむかつきや吐き気など、つらい二日酔いには症状に応じた薬を選びます。具体的には胃痛、胸やけ、胃もたれ、むかつきなどには胃酸分泌抑制薬(H2ブロッカーなど)、胃痛、胃酸過多などには胃粘膜保護剤や鎮痛鎮痙剤(抗コリン薬)、食欲不振、消化不良、胃部・腹部膨満感などには消化機能調整剤や消化酵素剤を選びます。睡眠と水分を十分に摂り、なるべく安静に過ごしましょう。ビタミン類を多く含む食べ物(野菜、果物など)は、アルコールの分解を促進するのでおすすめです。

そのほか、ウコンの摂取もおすすめです.「クルクミン」というポリフェノールの一種が多く含まれています。クルクミンには、胆汁の分泌を促進し、肝機能を改善する作用があるといわれています。

また、頭痛や吐き気が主な場合は五苓散という漢方薬をおすすめします。二日酔いによって現れるむくみや頭痛、下痢などの症状は、体内に余分な水分が溜まることで起こると考えられています。五苓散に含まれる生薬は利尿作用をもち、尿量を増やす働きがあります。

これにより体内の余分な水分が排出され、水分代謝が正常化することで二日酔いの改善効果が期待できます。

水分と睡眠がとれ、既述のOTC医薬品の使用や安静によって少しずつ症状が改善されるようなら、基本的にセルフケアで症状は軽快しますが、以下のような方は医療機関への受診をおすすめします。

  • 急性胃炎 吐き気や嘔吐のひどい方
  • 胃潰瘍を起こしている可能性のある方
  • 吐血やタール便がみられる場合は胃や食道、十二指腸などから出血している可能性もあり、緊急な処置が必要となります。

参照URL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html

CBDについて

CBDとは何か?なぜ世界中でCBDが注目されているのか。

CBDとは

ここでは美容・健康分野で近年注目されているCBDの基本情報について説明します。

CBDはCannaBiDiol(カンナビジオール)の略で、大麻草などに含まれるカンナビノイド(※1)という成分のひとつです。近年は鎮痛効果や抗炎症作用、リラックス効果などの人体への有効な影響があるという研究報告が出たことで注目を集めています。CBDに中毒性は無いとされ、いわゆる「ハイ」になる効果も報告されていません。

※1 カンナビノイドで有名な成分は、主に以下の2つです。

  • 
THC(テトラ・ヒドロ・カンナビノール):マリファナの主成分

  • CBD(カンナビジオール):精神作用は含まない


参照URL:https://www.who.int/docs/default-source/controlled-substances/whocbdreportmay2018-2.pdf?sfvrsn=f78db177_2

CBDの効果

ここではCBDについての効果効能について解説します。

CBDがストレスや心の不安を軽減することは一般的によく知られています。

私たちの身体には身体機能を一定に保つためのエンドカンナビノイドシステム(ECS)が備わっており、ECSの作用により疼痛、炎症、不安、ストレス、睡眠、食欲、吐き気などの調節が行われます。ECSの機能に関わるはアナンダミド(AEA)や2-AGなどの内因性カンナビノイドの分泌量をCBDが調整し、様々な不調にアプローチできると考えられています。

医学的にも次のような効果を発揮する可能性について様々な研究で既に示唆されています。

  • 痙攣を抑え、てんかん等の発作に効果がある
  • 不眠症の症状を改善する
  • 痛みや炎症を緩和する
  • 化学療法による副作用(嘔気や嘔吐)の症状を緩和する
  • 薬物依存症の症状を緩和する
  • パーキンソン病や、アルツハイマー、多発性硬化症にも効果がある
  • ニキビの症状を緩和する

参照文献:CBD oil: Effects and side effects (medicalnewstoday.com)

日本国内では「大麻取締法」によって、規制対象になる、あるいは、ならない部位が定められており、規制されるのは、「花」や「葉」、「穂」や「根」です。成熟した「茎」や「種子」は規制の対象外です。CBDは成熟した茎や種子から抽出される成分のため「大麻」には該当せず、大麻取締法の規制対象外となります。
また、カンナビノイドのうちTHCが規制の対象になっており、CBDは合法となっています。

気になる安全性ですが、

2017年11月に発表された世界保健機構(WHO)の報告書において「CBDは乱用、あるいは依存可能性を示唆する作用を示さない」と、安全性が認められています。

参照URL:
厚生労働省https://www.ncd.mhlw.go.jp/cbd.html
WHOhttps://www.who.int/docs/default-source/controlled-substances/whocbdreportmay2018-2.pdf?sfvrsn=f78db177_2

副作用については重大なものはまだ報告されていませんが、CBDを高濃度や大量に摂取した際に
CBDの働きによって、深いリラックス状態となることにより眠気を感じる場合があります。従って、機械操作や車両の運転は危険を伴いますので控えましょう。そのほか、動悸、軽度のめまいや喉が渇く場合があるという報告もあります。

参考URL:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/26-その他の話題/サプリメント(栄養補助食品)とビタミン/カンナビジオール(cbd)

CBDと二日酔いの関係性

なぜCBDが二日酔いに効果があるとされているのか?

二日酔いでは、アルコールの分解において発生するアセトアルデヒドの過剰が原因であることをすでに説明しました。CBDにはこの過剰なアセトアルデヒドによって引き起こされる様々な不快な症状の緩和に効果がある可能性が様々な文献で示唆されています。その具体例をご紹介いたします。

参考文献

Nona CN、 Hendershot CS、 Le Foll B. Effects of cannabidiol on alcohol-related outcomes: A review of preclinical and human research. Exp Clin Psychopharmacol. 2019 Aug;27(4):359-369. doi: 10.1037/pha0000272. Epub 2019 May 23. PMID: 31120285.

Booz GW. Cannabidiol as an emergent therapeutic strategy for lessening the impact of inflammation on oxidative stress. Free Radic Biol Med. 2011 Sep 1;51(5):1054-61. doi: 10.1016/j.freeradbiomed.2011.01.007. Epub 2011 Jan 14. 

1)神経保護作用

アセトアルデヒドはフリーラジカルと呼ばれ、身体にダメージを与える性質があります。身体が処理しきれないほどにアルコールを摂取すると、多量のアセトアルデヒドが血流を巡り脳細胞や神経細胞にダメージを与えます。その結果、記憶障害や運動機能の低下などを引き起こします。強力な抗酸化作用を持つCBDやCBDオイルはフリーラジカルを体内から除去し、脳や神経を保護する作用があると言われています。アルコールを大量投与されたマウスを用いた研究では、CBDジェルを皮膚に塗布することで神経の障害が50%程度軽減されたという報告があります。

参考文献

Liput DJ, Hammell DC, Stinchcomb AL, Nixon K. Transdermal delivery of cannabidiol attenuates binge alcohol-induced neurodegeneration in a rodent model of an alcohol use disorder. Pharmacol Biochem Behav. 2013 Oct;111:120-7. doi: 10.1016/j.pbb.2013.08.013. Epub 2013 Sep 5. Erratum in: Pharmacol Biochem Behav. 2014 Nov;126:187-8.

Hamelink C, Hampson A, Wink DA, Eiden LE, Eskay RL (2005) Comparison of cannabidiol, antioxidants, and diuretics in reversing binge ethanol-induced neurotoxicity. J Pharmacol Exp Ther 314: 780–788.

2)肝機能改善

アルコールを過剰に摂取すると人によっては肝機能障害が生じる可能性があります。肝機能に障害に陥ると、「全身の倦怠感」・「食欲低下」・「嘔気」などの症状が起き、重症になれば意識障害など致命的な状態になります。

CBDは過去の研究から、アルコール肝障害を改善する効果が期待されています。2017年の研究では、エタノールを摂取したマウスにCBD(5〜10mg/kg)を投与したところマウスの肝臓の「炎症」や「酸化ストレス」マーカーの値を軽減し、エタノールによる肝損傷を改善したことが示されました。

参考文献

Yang L、 Rozenfeld R、 Wu D、 Devi LA、 Zhang Z、 Cederbaum A. Cannabidiol protects liver from binge alcohol-induced steatosis by mechanisms including inhibition of oxidative stress and increase in autophagy. Free Radic Biol Med. 2014 Mar;68:260-7. doi: 10.1016/j.freeradbiomed.2013.12.026. Epub 2014 Jan 4. 

3)吐き気の改善

アルコールの過剰摂取による血液中のアセトアルデヒドの上昇が、吐き気や嘔吐を引き起こします。CBDは様々な神経伝達物質や脳に作用することで嘔吐中枢を調節し、吐き気を改善する効果があることも分かっています。

参考文献

Parker LA, Rock EM, Limebeer CL. Regulation of nausea and vomiting by cannabinoids. Br J Pharmacol. 2011 Aug;163(7):1411-22. doi: 10.1111/j.1476-5381.2010.01176.x.

4)CBDに二日酔いによる気分障害を緩和する効果

多量のアルコール摂取で脳の扁桃体が刺激され、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの分泌量が増加します。コルチゾールの増加はさらにコルチゾールの分泌を促すという悪循環が生じ、交感神経のさらなる緊張状態をもたらします。アルコールを飲むと報酬系と呼ばれる脳のシステムが満たされ、一時的に幸福感を感じます。しかし、時間の経過とともにコルチゾールの効果が著明になり、翌朝には抑うつ状態となることがあります。CBDはセロトニン受容体(5HT-1)を活性化し、心身をリラックスさせるセロトニンの分泌量を増加させて副交感神経を優位にし、交感神経の興奮を鎮めます。それにより二日酔いの症状である抑うつや焦燥感などの症状をを改善できると考えられています。

Yang JH, Kweon SS, Lee YH, Choi SW, Ryu SY, Nam HS, Park KS, Kim HY, Shin MH. Association between Alcohol Consumption and Serum Cortisol Levels: a Mendelian Randomization Study. J Korean Med Sci. 2021 Aug 2;36(30):e195.

アルコールとCBDを一緒に摂取することは問題ない?

アルコールを飲んでいるからといってCBDを摂取してはいけないとイメージする人も多いのではないかと思います。現段階ではCBDとお酒(アルコール)を一緒に摂取した際の人体に対する悪影響は確認されておらず、アルコールとCBDの同時摂取は人体に大きな問題はありません!

実際に1979年のConsroeらの研究では、10人の被験者に対して「CBDとアルコール」・「アルコールのみ」を投与し、人体に対する影響が観察した結果、「CBDとアルコール」を摂取した被験者と「アルコールのみ」を摂取した被験者は、運動・精神障害レベルに違いが見られませんでした。

参考文献

Consroe P, Carlini EA, Zwicker AP, Lacerda LA. Interaction of cannabidiol and alcohol in humans. Psychopharmacology (Berl). 1979;66(1):45-50.

しかしながら、CBDとアルコールはリラックス効果や眠気を誘うなどの類似した効果があるため、同時に摂取するとそれぞれの効果が増強されます。これは人によってCBDとアルコールの組み合わせに対する体の反応が大きく異なることが原因で、CBDとアルコールを混合した際の影響に関しては研究データが明らかに不足しているため、現時点ではCBDとアルコールを混合することはお勧めできません。

そのため、CBDとアルコール同時摂取時には以下の症状に注意が必要と、アメリカ食品医薬品局(FDA)や世界保健機関(WHO)が喚起しています。

  • 眠気
  • 倦怠感
  • 下痢
  • 食欲の変化
  • 体重の変化

参照URL:
CANNABIDIOL (CBD) (who.int)
What You Need to Know (And What We’re Working to Find Out) About Products Containing Cannabis or Cannabis-derived Compounds, Including CBD | FDA
CBD for Alcohol Use Disorder: Research and Side Effects (healthline.com)

次に、CBDとお酒を同時摂取することで相乗効果が期待できるメリットについてもお話します。

CBDとアルコールはリラックス効果や眠気を誘うなどの類似した効果があるため、同時に摂取するとそれぞれの効果が増強されると言われています。

そのため、少しのアルコール摂取量でも十分に満足することができ、アルコールの摂取量を減らすことで間接的に二日酔いを予防できることなどが考えられています。それを示す研究結果をお示しします。

2018年に報告された動物実験結果では、アルコール飲料とCBDを同時に摂取すると、アルコール飲料のみを摂取する場合よりもアルコール消費量を大幅に減少させると報告されました。これは、ストレスに起因する飲みすぎを防ぐ効果があったと考察されています。

参考文献

Viudez-Martínez A, García-Gutiérrez MS, Navarrón CM, Morales-Calero MI, Navarrete F, Torres-Suárez AI, Manzanares J. Cannabidiol reduces ethanol consumption, motivation and relapse in mice. Addict Biol. 2018 Jan;23(1):154-164. doi: 10.1111/adb.12495. Epub 2017 Feb 13. 

また、2021年報告の小規模スタディでは大麻を服用している120人の成人において、アルコールの消費量が少ない傾向にあったとも報告があります。

参考文献

 Karoly HC、 Mueller RL、 Andrade CC、 Hutchison KE. THC and CBD effects on alcohol use among alcohol and cannabis co-users. Psychol Addict Behav. 2021 Sep;35(6):749-759. doi: 10.1037/adb0000706. Epub 2021 Mar 25. 

これらのことから分かるように、ストレスから大量に飲酒する傾向がある人にはCBDとお酒を一緒に摂取すると、飲酒量を減少させるメリットがあることがお分かりになると思います。

どんなタイミングで摂取すべき?

ここでは二日酔い対策としてCBDを摂取する適切なタイミングについて解説します。

CBDは、摂取方法によって「効果が現れるまでの時間」が異なるとされています。「効果が現れるまでの時間」を正しく理解することが大切です。CBDの摂取方法ごとの「効果が現れるまでの時間」は、以下の値が目安となっています。

  • 経口摂取(CBDサプリメントなど)     :30分〜1.5時間前後
  • 舌下摂取(CBDオイル・ティンクチャー)  :30分前後
  • 吸引摂取(CBDベイプ・ジョイント)    :数分〜10分前後

アルコールによっておこる「頭痛」や「吐き気」などに対して短期間で効果を感じたい場合は、効果発現時間が短い吸引による摂取をおすすめします。一方、「二日酔いの予防」や「アルコール依存症の改善」など長期的なCBDの効果を必要とされる場合は、効果が現れるまでの時間が長い経口摂取を利用することがおすすめです。

参照文献

De Ternay J, Naassila M, Nourredine M, Louvet A, Bailly F, Sescousse G, Maurage P, Cottencin O, Carrieri PM, Rolland B. Therapeutic Prospects of Cannabidiol for Alcohol Use Disorder and Alcohol-Related Damages on the Liver and the Brain. Front Pharmacol. 2019 May 31;10:627.

CBD製品の摂取について

CBDの摂取

どのくらいの量を摂取すべき?

「CBDの適切な摂取量が分からない」といった疑問も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、CBDの摂取量は明確に決められていません。CBDはサプリメントであり、医薬品のように用量を明記することが薬機法で禁止されているからです。一般的に、CBDの1日の摂取量の目安は20〜200mgとも言われています。

まず、少量から開始することをおすすめします。

CBD 1日量 体重1kgあたり「0.25〜0.5mg」

以下に計算の具体例を挙げます。

例:体重が60kgの人では一回当たりCBD15mg〜30mg(一日2回だと1回あたり7.5㎎〜15㎎)です。

上記の量でCBDの効果が感じられない場合は、1日ごとに「0.5mg」ずつCBDを増量してみましょう。適切な摂取量を見つけるには、ノートなどに摂取量と体感をメモすることがおすすめです。

CBD摂取をする際に気を付けるべき人

 CBDは「使用目的」や「体格や体質」、「その日の体調」、「摂取方法」によって効果の実感に大きく個人差がでると言われています。

CBDもお酒と同様に、消化管からの「吸収率」・「代謝率」が人によって大きく違います。たとえ同じ体重換算で同量のCBDを摂取しても、生体利用率(※2)が違うので、人によって効果の現れ方や持続時間も違ってきます。

※2 生体利用率とは、薬剤学において、服用した薬物が全身循環に到達する割合をあらわす定数です。定義上、薬物が静脈内に投与される場合、その生体利用率は100%です。一方、薬物がそれ以外の経路(例えば経口摂取)により投与される場合は、全身循環に到達するまでに不十分な吸収と初回通過効果を受けるため、その生体利用率は減少する事になります。すなわち、静脈内投与以外の経路で投与する際、投薬量の計算に生体利用率を考慮する必要があります。

CBDは主に経口摂取舌下摂取吸引摂取の3つの方法で摂取されており、吸収率は以下のとおりです。

  • 経口摂取 (カプセル・グミ・キャンディ・チョコレート・クッキー):10%前後
  • 舌下摂取 (オイル):20%前後
  • 吸引摂取 (リキッド・ワックス):40%前後

舌下摂取や経口摂取は、肝臓の代謝を受けずに全身に運ばれるため、経口摂取よりも吸収率は高いとされています。

CBDを摂取する際に注意した方がよいと思われる方は以下の通りです。

1)体重がBMI = 体重kg ÷ (身長m)2=25を超える方

体重が重いほど、CBDの適切な摂取量は多くなる傾向があります。体重は食べ物だけでなく、薬物、アルコール、毒物など、代謝(分解)の対象となるすべての摂取量に関わります。CBDの使用量を検討するときは、自身の体重を考えて、体重1kgあたりの量で計算しましょう

2)ストレス状態、睡眠不足などの疲労状態で”ない”

CBDは同じ人でも摂取する際の体調によって、適切な摂取量が違います。これには、CBDは「エンド・カンナビノイド・システム(ECS)」を介して、身体に作用することが関係していると言われています。CBDは、ECSの状態に応じて作用して効果を発揮するので、健康であれば体感はあまり得られず、逆に体調がすぐれない時には少しの量でも体感を得やすくなると言われています。

3)空腹時を避ける

CBDは脂溶性なので、脂質の多い食事と一緒に摂取すれば、CBDの吸収率が高まると言われています。CBDの空腹時の摂取は控えるのが良いです。つまり、食後や食事中にとるのが望ましいということです。実際にミネソタ大学の研究において、空腹時に比べ脂質の多い食事を食べた場合は、CBDの吸収率が約4倍であったと報告されています。

参考文献

Birnbaum AK、 Karanam A、 Marino SE、 Barkley CM、 Remmel RP、 Roslawski M、 Gramling-Aden M、 Leppik IE. Food effect on pharmacokinetics of cannabidiol oral capsules in adult patients with refractory epilepsy. Epilepsia. 2019 Aug;60(8):1586-1592. doi: 10.1111/epi.16093. Epub 2019 Jun 27. Erratum in: Epilepsia. 2019 Sep;60(9):2009. 

CBDの摂取がおすすめな人

以上のことから、実際に、寝不足・ストレスを抱えている方ほど、CBDを使用した際に少量で効果を実感できたと言われることが多く、CBDの摂取をおすすめします。

また、こういった時に使用するCBD製品の体感のモニタリングがしやすいとも言えます。具体的には以下のような工夫を行い、CBDを摂取して効果を体感してみましょう。

  • 副作用の影響が出ても困らないような休みの日に行う
  • 1日に1~3回、時間間隔を設けて使う
  • 落ち着いた雰囲気でリラックスできる環境をつくる
  • できるだけ同じ商品を継続して利用する

CBDの効果が表れない原因は?

ここ数年のCBD人気に便乗してか、さまざまなメーカーから多種多様な製品が発売されています。特に2020年に入り、日本製を謳うCBDの商品も登場してきて玉石混合といった状態です。多くの製品では、製品中に含まれるCBDの濃度や量の表示が不正確です。同じ製品でもCBDの濃度が異なることもあるようです。そのため、低濃度のCBD製品を購入してしまうと、思うような効果が得られない可能性が高いです。また、適切な摂取方法でなかったり、適切なタイミングで摂取しないと(例:空腹時を避ける)効果が見られないのもポイントです。

CBD低濃度の製品だけではなく、脳の過剰な興奮作用(ハイになる作用)があるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が検出されたりするケースも相次いでいますので注意が必要です。

このことから、CBD製品の詳細情報を記載している「CBDブランドのECサイト」での購入がおすすめです。

失敗しないCBD製品の選び方

高品質なCBD製品なら「MUZE」

前述の通り、CBD製品によっては品質が低いものが流通していますが、品質や機能面でおすすめなのが「MUZE」です。

MUZE
MUZE(ミューズ)|あなたの可能性を解き放つCBDウェルネスブランド MUZEは「最短で、心と体のゆらぎをととのえる」をコンセプトに、CBDと運動科学の知見を活用したセルフリカバリープロダクトを展開するウェルネスブランドです。

おすすめの理由

①高品質なCBDのみ使用

近年、医療やスポーツをはじめ、ヒトの身体への高い有用性から、様々な分野での活用が進むCBD。

私たちはCBDの持つ高いポテンシャルに注目し、その有用性を最大限に活かすべく、厳格な基準をクリアした高品質なCBDのみ使用しています。また、CBDとの高い相乗効果を発揮するCBNやCBGなどのレアカンナビノイドも豊富に配合し圧倒的な体感や満足感を提供するプロフェッショナル品質のプロダクトを提供する事に拘っています。

②医師や各分野の専門家と共同開発

私たちは安全で安心な製品づくりのため、製品毎に専門医の医師や該当領域の専門家と共に共同で製品開発を進めています。

私たちの身体にとって高い有用性を秘めた成分のCBDではありますが、その取り扱いには十分に注意をしなければいけないと考えています。

国内よりも先行して研究が進む海外の研究事例や最新の論文といった十分に信頼できるエビデンスをもとにした製品開発をしています。

③データ根拠に基づいた製品開発

CBDには二相性と言われる摂取量に応じて異なる作用を発揮する特徴があります。そして、そのCBDの属するカンナビノイドには100種を超える有用成分が存在し、特徴も様々です。

各成分の配合比率や組み合わせ方で変わる作用。その組み合わせパターンは無数にあり、まさに「秘伝のレシピ」の発見は高い可能性を持つテーマと考えています。私たちもそんなテーマに対し、データとAIを活用して配合成分の可能性を検証したり、各成分の最適な配合比率をシミュレーションするなど、データドリブンにアプローチしています。

CBD製品の種類

CBD製品を試したい方におすすめの製品をご紹介します。

CBDオイル

CBDオイルは、大麻草に含まれるカンナビノイドからCBDを抽出したオイルです。摂取方法はスポイトで直接舌の下に垂らしたり、飲み物などに入れたりすることが主流です。

【製品名】

Recovery Oil | Night

【特徴】

●最高ランクのCBD原料を使用
ブロードスペクトラムCBDとCBNを合計40%配合。

●オーガニックのヘンプ本来の自然な味
CBD以外にも希少なテルペンなど天然成分を豊富に含むブロードスペクトラム独特のナチュラルな風味

CBDベイプ

MUZE CBD ベイプ

CBDベイプはCBDリキッドを気化させて吸い込むための電子タバコのようなデバイスです。吸収率が高く効果の発現が早いことが特徴なので、わずかな休憩時間での気分の切り替えにおすすめです。

【製品名】

Recovery Vape

【特徴】

●エレガントで洗練されたデザイン
高度な金属加工技術で開発した、MUZEだけのオールメタリックなデバイス

●キック感のある心地良い刺激
喉への適度な刺激や心地良さを向上させる最新のPODシステムを採用

●上品で濃厚なフレーバー
高品質なオレンジや巨峰の香り等を贅沢に配合した大人向けの上品な味わい

おわりに

医師の見解とアドバイス

 二日酔いの症状緩和、二日酔いの予防にCBDが一定の効果があることがお分かりいただけたかと思います。文献の考察からも、ストレスからアルコールを暴飲しがちな方にCBDの摂取が二日酔いの予防、症状改善におすすめなことが分かります。CBDオイルは長期的なアルコール摂取による身体へのダメージを軽減する可能性も示唆されていますので、飲み会など飲酒量が増える機会だけではなく日常的に摂取することもご検討下さい。

CBDとアルコールはリラックス効果や眠気を誘うなどの類似した効果があるため、同時に摂取するとそれぞれの効果が増強されると言われています。従って摂取のタイミングや摂取量の調整には注意して下さい。

また、二日酔いの予防を期待してCBDオイルを摂取して大量に飲酒することは避けてください。ご自身のアルコール摂取の適量を知り、楽しむようにしましょう。

CBDとメディカルを融合させたセルフリカバリーアイテム 「MUZE」

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